公共交通機関座席戦争
こんにちは、やまもとです。
最近暑くて溶けています。
皮膚の表面に水分が出てきて不安です。
さて、某京都市内に住んでいる私ですが、公共交通機関を利用することが異常に多いです。
発達しすぎた公共交通機関を利用している中で、「解せぬ」と感じることは多々あります。
暑いものを食べて鼻をかむ回数くらいにはイラっとします。
特に、やはり座席戦争。
停留所で並んでいる時から戦は始まっています。
「はいちょっとごめんなさいね〜」の勢いで先駆者達を抜き去るおじいさんおばあさん。
あたかも時刻表を見に来たように、そのまま先頭へ躍り出るおじいさんおばあさん。
おじいさんおばあさんだけ言ってない?と思うかもしれませんが、圧倒的におじいさんおばあさんにやられてます。
我々若者が優先席に座ろうものなら、親の仇のごとく睨みつけ、体調が悪かろうが優先席に座ることは許してもらえません。
逆に、優先席でない座席を狙い続けてくる方もいらっしゃいます。
なぜだ…私が何かしたのか…!?
というくらいに、他の席が空いているにもかかわらず、かけられ続ける圧。
普段フラッフラのおじいさんおばあさんが乗車して来たら、すぐさま席を譲るようにはしている私ですが、「若者は席を譲らない」と一緒くたにして言われます。
んーーーーこわい。
公共交通機関における座席戦争はこの先もきっと一生続いて行くのでしょうね…
解決策を提示するのはきっと難しい問題です。
でも言いたい。
整列乗車にご協力ください…。
やまもと
失っているのか。
どうも、白シャツ大好き山本です。
実家に帰っている電車内で、
ふと窓の外を見ると有名私立大学の最寄駅。
数年前に自分自身も受験して、
不合格を頂いた大学です。
大学への恨み節を書こうとは思っていません。
恨みもないし、無意味。
ただふと、受かっていたら私は今頃どうしていたんだろうと思っただけ。
現役で受かっていたら、きっともう社会人。
1浪でも社会人ですね。
浪人したことを後悔しているかとよく聞かれます。
いつも同じ答えですが、後悔している自分としていない自分がいます。
もしかしたら、病気にならずに健康に会社に入って働いていたかもしれない自分を思い描いてみたり。
病気になったり、浪人を経験したり、バカにされたり、いろんな立場を知ったからこそたくさんの考え方ができるようになった自分を見つめ直したり。
後悔先に立たずとはよく言ったものです。
やってみるまで、
その状況になるまで、
それを経験するまで、
全てはわからないことだらけ。
ただ一つ言えるのは、母は安心して暮らしていたかも。
なんていうのも、もしかしたら幻想かもしれませんね。
この先には、どんな自分がいるでしょうか。
毎日毎日思い浮かぶのは、同じクイズ。
模範解答の公開は、ずっと引き延ばされ続けるのでした。
今の自分はいないにせよ、きっと今とは違う自分が同じことを言っているだろうな。
もしどこかでパラレルワールドが存在しているなら、いつかそこにいる自分と話し合いたい。
失っているのかと、聞いてみたい。
優しさに包まれたなら の歌は正しい
日頃の不摂生がたたり、平日のど真ん中水曜日の正午から喉が猛烈に痛くなりました。口を開けて鏡を見ると、素人目でも真っ赤っかなのが分かるレベル。医者に行くと、扁桃炎だと言われました。
その日から、今までは気づかなかった、周りの人たちの、数々の、怒涛の、空前絶後の優しさに気づくことができました。
会社では、
マネージャーに「声変だね」と言われたので
「はい、扁桃炎になっちゃって、ははは」と返すと、マネージャーはいきなり真面目な顔で
「痛いよね。我慢してるんだね。熱はない?無理はしないで」と
落ち着いた表情で私をまっすぐ見つめながら言ってくれました。
マネージャーは二児の母なのに、どれだけ忙しくても、いつでもメンバーの悩みに寄り添い、解決に導いてくれます。私たち17人のメンバーにとっても、母のような存在です。
体調を崩したというと、笑われるか怒られるかのどちらかかと思ったのに。
こんなに親身になってもらえるとは思わず、優しさが染みたので、お言葉に甘えて早めに帰りました。
帰ろうとすると給湯室で先輩と会いました。
おつかれさまです、と言って立ち去ろうとすると
「月曜のアポ、朝イチでしょ?金曜休んだら?資料おくってくれれば印刷して置いといてあげるから」と言ってもらい思わず泣きそうに...。
ぐっとこらえて
「いえいえ、大丈夫です!ありがとうございます」と言うと
先輩はぱっと笑顔で
「そう、じゃあお大事にね!がんばってね」と言ってくれました。
普段から的確なアドバイスをくれて、私がニガテなことから逃げようとすると、すぐに笑ってお尻を叩いてくれる先輩。
自然と、がんばらなくては。という気持ちになります。感謝感激あめあられ。
ほっこりした帰り道、外は雨が降っていました。
LINEを開くと彼からのメッセージ。
「おつかれさま。調子はどう?今日なにか作りにいこうか?」
私の生活と性格を誰よりも理解してくれている、8つ上の彼氏。
欲しい時に欲しい言葉をいってもらえることほど、心強いことはありません。
「ありがとう。お願いしてもいい?」
素直に優しさを受け入れられるようになった自分と、素直でいることを怖がることがなくなった2人の関係に、それらを築く過ぎゆく日々にまた感謝。
いままで揉めたことも疑いあったこともあったけれど、すべて引っくるめて必死に乗り切ったからこそのいまかと思うと、彼のことをもはや戦友のようにも感じます。
体力の限界を超えていたので、その日は会社の最寄駅から自宅までタクシーで帰ることにしました。
タクシーの運転手は、疲れ果てた私の気持ちを察したのか
家に着いて降りる時に
「ゆっくりで、いいですよ。お疲れ様です」
という言葉。
距離がなかなか長かったからというだけで優しかったとは考えたくないけれど。。
その時の、疲れでこたえた体と心にはあたたかく響きました。
帰宅してベッドに寝そべると同時に、彼がインターホンを鳴らしました。
ドアを開けるとスーパーの袋を持った彼が
「お疲れ様でございます」と
いつものように立っていました。
袋の中身は、卵とこねぎ、生姜と冷凍うどん。
「おうどん作るから待っててね」
そう言うと彼は手際よくねぎを刻み、あっという間にあんかけうどんが出来上がりました。
床に座って食べているとなんだか喉にじんわり沁みて、疲れが癒されていきました。
食後には、はちみつと柚子果汁を使って、ジンジャーティを作って出してくれました。
ゆっくり飲みほし、くだらないことを話していると、次第に私は疲れてしまったので横になりました。
頭が痛くて、と言うと驚くことに彼はタオルとビニールを使って自家製氷枕を作り、ベッドに置いてくれました。
頭を冷やしながら、私が「明日は仕事頑張りたかったのに、体調崩して情けない」とヘコみまくっていると
彼はベッドに腰掛けて私の手を握り
「明日には治ってるよ。大丈夫。今日どれだけゆっくり休めるかも大事だよ。また作るから」
と言うので、私は安心しました。
「化粧を落とさず寝てしまいそう」と言うと
「それは落とした方がいいけど、最悪今日はアマゾンから帰ってきたと思ったら?死闘を終えて家に帰ってきたとおもえば、1日くらいいいんじゃない?」とほほえみながら言われました。斜め上の回答に思わず笑いました。
そのまま寝てしまいそうだったので、彼にありがとうとだけ伝えると、私は睡魔にまけていきました。
夢か、うつつか、の中で
今日1日、ひたすらにまわりのひとたちから受けた優しさを、全身で感じました。
やさしい気持で目覚めた朝は
おとなになっても奇蹟はおこるよ
たしかにユーミンの言う通り。
私も自分がしてもらっているくらい、いつでも周りに優しくありたいと思います。余裕がなくて難しいけど、それは自分の問題です。みずからの弱さを受け入れてこそ初めて気付くことがたくさんあります。実は優しさに包まれているんだということを実感します。
雨上がりの庭でクチナシのかおりの
やさしさに包まれたならきっと
目にうつる すべてのことはメッセージ〜