分を弁えて

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良い人悪い人騙す人騙される人熱い人冷たい人様々だけど、自分はこんな人ですとは言い切れなくて 色んな面がある。

無邪気な人の時もあれば下心でいっぱいの時もあり、一方で人を傷つけても冷酷に突き放すときもある。確固たる意思がないから変幻自在に意見も変えられる。

高校時代からの友人の結婚式の帰り、仲間たちと楽しくお茶を飲み、久々の友人と少し酒を飲んだ。その後なぜか行かなければならない気がして 東京行き新幹線の終電に飛び込んだ。

自由席の車両で窓側を確保し落ち着いた時に気がついた。行かなければならないのではなくて、逃げ出したかったみたい。

 

私が過ごした神戸は、たった4.5年でよりあたたかく、知らない街になっていた。人の流れは変わらずも店や景色が少し変わり、地元の仲間は歳をとっていた。東京ではすべてが新鮮で時の流れを感じることが少なかったけれど 地元の空気に身をまかせてみたら あの頃からこんなに遠くまで来ていたのかと驚いた。

取り残されているわけではない。心の傷が癒えていたり 欲望の向きが変わったり ニヤつくポイントが違ったり 私だって過去と同じ場所にはいないんだ。

だけど進んだ気がしているということ それは向かい風の中馬力を出して一歩進んだだけで実は数センチしか動けていないのか 高跳びのように 本来の距離を飛び越えていまここに辿り着いているだけなのか?

いちばん理解していたはずの地元で、わたしに知らないことが多すぎることに気づいた。

一本道のように見えてたくさんの路地がある道を滞りなく歩むのは苦手だ。不器用なりに時間をかけて 何か大切な 譲れないところをひっそりと守っていかなきゃ

 

立ち止まって自分のために悩むことは一番アホらしくて嫌い。もっと目の前の快感追い求めてみよう。